事業紹介

弊社は、1935(昭和10)年の創業以来、配電盤、制御盤、分電盤などの設計・製造、リニューアルを行う企業として、先進の技術でエネルギー環境システムをトータルにサポートし、高い品質の製品をお客様に提供してきました。
2003(平成15)年には、国際規格であるISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得を受け、これまで以上に安心、安全かつ高品質な製品を、より迅速に製造できる体制を整えています。
今後も刻々と変化を続ける時代や環境に対応しつつ、メーカーとして培ってきた技術とノウハウをさらに進化・発展させ、存在を期待される企業を目指していきます。

営業部門

細やかなコミュニケーションを図りながら
さまざまなお客様のニーズを的確に把握する

弊社が製造する配電盤、制御盤、分電盤は、官公庁施設や学校、図書館、鉄道、プラント工場などで利用されています。
営業部門では、これらの現場に精通した経験豊富なディレクター兼プロデューサーが、お客様のご要望をしっかりと把握し、快適なエネルギー環境を提案していきます。
営業担当者の業務は、取引関係にあるお客様を定期的に訪問し、情報を収集、ニーズを探ることからはじまります。例えば、設備の新設・増設、もしくは改修を検討しているお客様から問い合わせがあれば、内容・価格・納期などのプランをご提案していきます。
ご用命いただきますと、設計担当者がお客様を訪問して打合せを行います。製造を開始してからも進捗状況を確認する一方で、お客様のもとを定期的に訪問し、綿密にコミュニケーションを図っていきます。

技術部門

お客様の個別のニーズに対応しながら
電気の安定供給を目指した設計を行う

受注生産型のメーカーである弊社では、主力製品の配電盤、制御盤、分電盤を、お客様の仕様に基づいて個別に設計し、高品質で高度な製品を製作しています。
一方で、時々刻々と進化していく電機関連機器に素早く対応し、さまざまな状況や環境におかれているお客様のニーズを、いかに的確に製品に反映させるかも重要です。さらに、JIS(日本工業規格)、JEM(日本電機工業会規格)、JEC(電気規格調査会標準規格)などの規格についても、基準を満たした正確な図面を作成していく必要があります。
それには、蓄積してきたノウハウと高い技術力はもちろん、お客様とのコミュニケーションが重要になります。
現場調査では、経験豊富なスタッフが慎重に調査を行い、さらに打合せを重ね、お客様のニーズを明確にしていきます。
また、お客様のさまざまなご相談に対しても、技術のプロとして、個別の有効な方策を提案するなどして、お客様との信頼関係を築いています。

製造部門

長年培ってきた技術とノウハウを生かし
お客様から信頼される高品質な製品を製造

技術部門によって完成された図面を基に、実際に配電盤や制御盤、分電盤などを形にしていくのが製造部門です。製造部門は、お客様の要望に合わせ、法的基準をクリアしたハイレベルな作業が求められる重要な役割を担っており、歴史に培われた信頼と実績があります。
1935(昭和10)年、配電用電気機械器具の製造を開始した弊社は、1964(昭和39)年、設備の合理化、施設の近代化を図るため、茨城工場を新設。1971(昭和46)年には茨城第2工場も操業を開始しました。長い歴史の中で、技術レベルの向上と業務の効率化などを進めながら着々と地歩を固め、お客様との信頼関係を築いてきました。
近年では、お客様の施設や設備が大規模化、複雑化していく中、継続して安定かつ安全に電気を供給するために、配電盤にもより高度な機能が要求されています。社会のインフラを支える重要な責任を負う製造部門では、機器の安定・安全性について最新の注意を払いながら日々の業務に取り組んでいます。

品質管理部門

全ての工程の品質の維持・管理・改善を実施し
ニーズに応える高品質の製品とサービスを提供

配電盤、制御盤、分電盤には、お客様の業務や人々の暮らしを支える重要な役割があります。お客様の高いニーズや期待にお応えするためには、製品の設計や製造、検査・メンテナンスなどの業務において、より高い品質の維持や管理、継続的な改善が求められています。
弊社の品質管理部門は、安全で高品質な製品を安定的にご利用いただくために、ISO9001品質マネジメントシステムに基づいた、信頼できる製品の提供を目指しています。また品質管理部門は、どのセクションにも属さない独立した部門として、客観的に品質を評価、検証し、お客様の望む高い品質を第一とし、会社全体に啓蒙、徹底、維持させています。
また、お客様からの「不具合」や「改善案」などの、品質に関する情報についても、常に速やかに製品にフィードバックして、安全と安心をお届けできるよう日々努めています。 今後は、製品の品質はもとより、社員一人ひとりの技術や意識のレベルを底上げし、「人の品質」をアップさせると共に、会社全体のレベルもワンランク上を目指していきます。

メンテナンス・リニューアル

電気エネルギーの安全と安心を守るために
メンテナンス・リニューアルまでを一貫して対応

電気エネルギーを安心、安全、快適に利用するには、アフターケアは欠かせません。常にお客様の立場を優先するというモットー実現のため、納入した製品に対するお客様へのアフターサービスなど、豊富な経験と技術・ノウハウによるメンテナンス・リニューアルも行い、お客様の業務が安心して操業いただけるよう努力しています。
近年の多様化、高度化するお客様のニーズをはじめ、さまざまなリスクを抑えるためにも、優れた専門技術と信頼性の高いサービスを提供しています。さらに、弊社の製品だけでなく、現在お使いの配電盤や制御盤もさまざまな状況に配慮して対処しており、業界全体の社会的責任について誠実に対応しています。
また、改修作業が多いため、現場での緊急対応をはじめ、オールマイティな動きの取れる人材の育成にも積極的に取り組んでいます。

品質方針とISO情報

【品質方針】

当社は、配電盤、制御盤、分電盤類の設計及び製造並びに改修作業を行う企業として、法令及び規制を遵守し顧客の要望に応える事を最優先すると共に、高い技術力と先進性を持って、信頼できる製品を提供し顧客満足の向上を達成する。

  1. 顧客の期待やニーズに応えるため、品質マネジメントシステムを確立し、継続的改善を実施する。
  2. 不適合品を撲滅する。
  3. 標準化を推進しコストを低減する。

【ISO情報】
ISO9000シリーズは、高い品質の製品やサービスの提供を目的とした「品質保証」の為の規格で、昭和62年(1987年)に定められました。弊社は、ISO9001品質マネジメントシステムを複数の部門で、平成15年(2003年)8月に認証取得しました。
その後も更新審査を継続して受けており、平成26年(2014年)7月に10年以上にわたる認証の維持継続を表彰されました。弊社は、このISO認証取得によって定めた品質方針を適切に運用してまいります。

ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)とは、国際的な規格や標準を制定する機関であり、この機関が定めている国際的な規格がISO規格です。
ISO規格には、品質、環境等様々な種類があり、これらの規格によって構築されたシステムが第三者認証機関によって認証されることにより「ISO認証」を取得することができます。

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